tanka

馬と茘枝

     貫かれなほも動ける肉体の痙攣のごと何故と問ひたり   死にたしも生きたしも刃の裏表いつか死ぬならひたすら駆けよ   篝火よ祭のあとは燃えさしの煙ばかりの明日の来たるや   親指の爪を立つればあつけなく割れたる果皮の抵抗かなしも   ...